川口 泰司さん

【2018年度オープン講座講師紹介】

 

川口かわぐち  泰司やすし  一般社団法人 山口県人権啓発センター事務局長

 

 

【講演内容】

2016年12月、「部落差別解消推進法」が成立・施行されました。その背景には、ネット上での差別の悪化・深刻化があります。爆発的に拡散され続ける部落への偏見。電子版「部落地名総鑑」が公開され、部落と部落出身者を「暴き」「晒し」続ける差別扇動が起きています。
もう、「寝た子」を起こすなは通用しない。無知・無理解・無関心な人ほど、デマ・偏見を鵜呑みにし、差別情報を無自覚に拡散しています。マイノリティの視点から、部落差別の「いま」を考える講演です。

 

 

【プロフィール】

1978年愛媛県宇和島市の被差別部落に生まれる。中学時代、同和教育に本気で取り組む教員との出会いから解放運動に取り組むようになる。
大阪の大学を卒業後、(社)部落解放・人権研究所、(社)大阪市新大阪人権協会を経て、2005年より山口県人権啓発センター事務局長。

 

主な著書に『ハートで挑戦、自己解放への道!』(解放出版社、2006年)、「ネット上における部落差別の現実と今後の課題」(共著『部落差別解消法』、部落解放・人権研究所編、2017年)、「部落差別解消法を活かし、ネット上の差別にどう立ち向かうか」(『ヒューマンライツ』2017年4月号)、「寝た子はネットで起こされる」(『ヒューマンライツ』2017年2月号)、「部落出身者を忌避する意識はなくなったのか?」(『部落解放』2015年6月号)、『INTREVIEW「部落出身」-12人の今、そしてここから-』(解放出版社編、2003年)
視聴覚教材に『差別っていったいなんやねん?』(ビデオ「部落の心を伝えたい 第6巻」2004年)、人権啓発ビデオ『私の中の差別意識』(東映株式会社 2010年)がある。